農業用ドローンの可能性③農薬散布
農業用ドローンの課題として、水稲では登録農薬がありますが、
野菜に関しての登録件数がかなり少ないことが挙げられます。
弊社では国からの補助事業を受けまして、この課題を解決するためにまずは、
トウモロコシの圃場実験を重ねております。
昨年は、茨城県の生産者さんに2枚の圃場でトウモロコシを作っていただき、
慣行の手散布とドローンによる散布に分けて収穫物の出来を確認しました。
結果、ドローンによる農薬散布の方が良い成果でした。
各圃場で50本のトウモロコシを収穫し、手散布区は食害が10数本に対し、
ドローン散布区は3本程度に留まりました。
ドローンは機械が自動で走行してくれるため、散布ムラがないのがメリットです。
現在大手の農薬メーカーで圃場実験を重ね、
徐々に野菜の登録農薬件数が増えてきました。
農薬散布時間も大幅に短縮でき収量も上がるため、
高齢化で畑の管理作業の受託数が毎年増えてきている担い手を中心に注目の商品です。
この他にも気になることがございましたら、気軽に弊社にお問い合わせください。
弊社のドローン事業につきましては以下HPよりご覧ください。
https://yorogino.com/dairs/index.html#anchor_drone-spraying