吉田が語る / 10年間で見えてきた八百屋の景色は?
10周年を記念してよろぎ野.菜(よろぎの)代表吉田の想いや、関わった生産者のみなさんとの歩みをご紹介します。
【吉田が語る/10年間で見えてきた八百屋の景色は?】
八百屋から見たトップの景色はJAです。
野菜の種やハウスや肥料などの農業資材、市場への出荷、確定申告等、農家が必要なことすべてに対応しているJAは、素晴らしいと改めて感じます。
豊作で野菜が溢れている時にも責任を持って全部買ってくれる。
それを昔からずっと続けている。
農協改革などで悪く報道されることもあるけれど、悪い組織ではないと思います。
世の中が生産者に注目するようになったのもこの10年の大きな変化だと感じます。
「〇〇さんの野菜」と、直売所やスーパーが生産者の名前を出して販売するようになってきたから、消費者も生産者に興味を持つようになって来ました。
そして、ほんのちょっとだけIT化もしてきましたね(笑)。
連絡ツールがFAXからメールに変わったのは、この業界では大きな変化です。
もちろんまだFAXは必須アイテムですが。
あとは農家も「副業」できるようになりました。
農家が出荷先を選べるようになり、JAや市場のほかにも出荷できる場所が広がりました。
ECサイトで直売する農家も増えて来ましたね。
よろぎ野.菜では、これから生産者向けにエクセルやメール等が学べるパソコン教室なども開く予定です。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
次回以降は、よろぎ野.菜が目指す「農業の総合プロデューサー」や思い出深い生産者さんとのエピソード等についてお伝えします。